人口密度分布の時変動を考慮した位置プライバシ保護に関する研究

ユーザが位置情報を利用することで,自身䛾位置に関連した情報を取得することができる位置情報サービスが展開されている.しかし,ユーザは自身の位置情報をサービスプロバイダに通知しなければならず,位置情報が漏洩することで住所や行動パターンなどの重要なプライバシが侵害される可能性が問題となる.ここでは,時変動する人口密度分布から得られる事前情報を,ユーザの位置を推測しようとする攻撃者の知識として利用することの有効性をシミュレーション実験を通して評価し,課題を定式化した上で,より頑強なプライバシ保護手法を構築することを目的とする.

詳細 [pdf: 3999KB]
http://www.mcl.iis.u-tokyo.ac.jp/up/research/2015/004.pdf

人口密度分布の時変動を考慮した位置プライバシ保護に関する研究