@article{aoki2014_b,
title = {参加型環境センシングを用いた統計情報構築のためのプライバシー保護手法},
author = {青木俊介 and 岩井将行 and 瀬崎薫},
url = {https://ci.nii.ac.jp/naid/110009686072},
issn = {1881-0209},
year = {2014},
date = {2014-01-01},
journal = {電子情報通信学会論文誌 B},
volume = {J97-B},
number = {1},
pages = {41-50},
publisher = {電子情報通信学会},
abstract = {様々なセンサが搭載されたスマートフォンの普及に伴って,参加型環境センシングの実現が期待されている.参加型環境センシングでは,一般のユーザがスマートフォンをもち歩く中でセンシングを行うため,従来のセンサネットワークと比べて,低コストで広範囲の環境情報を取得できる.しかしながら,スマートフォンは一般のユーザの生活に関するセンサ情報も同時に取得してしまうため,プライバシーの問題が,参加型環境センシングの活用のためには極めて大きな課題となっている.本論文では,参加型環境センシングを想定し,位置情報だけでなく,環境情報に含まれるプライバシー情報を保護するSelective Negative Surveysを提案する.Selective Negative Surveysでは,個々の携帯端末でセンサデータをカテゴリーデータとして,プライバシー保護処理を施す.このプライバシー保護処理済データを中央サーバへ伝送し,サーバ側では集計・再構築処理を行う.この処理により,ユーザのプライバシー情報を取得することなく,統計情報を取得することが可能となる.我々は,参加型環境センシングで取得する位置情報と環境情報を想定したシミュレーションを行い,本手法を統計情報の信頼性とプライバシー情報保護の観点から評価を行う.},
keywords = {Negative Surveys, Perturbation, プライバシー保護, モバイルセンシング, 参加型センシング},
pubstate = {published},
tppubtype = {article}
}